【終了しました】ODSシアター シネマ歌舞伎「鷺娘/日高川入相花王」 2020年2月20日(木)、2月21日(金)高崎芸術劇場スタジオシアター
ODSシアターとは
日本の伝統芸能や音楽ライブ、演劇、オペラなどのステージを映像化した作品を、最新鋭の映写・音響システムを備えたスタジオシアターで上映する高崎芸術劇場の「ODSシアター」シリーズ。細部まで鑑賞できるよう高度な技術で撮影・編集された名演を、ライブとは一味違う新感覚の臨場感でお楽しみいただけます。
※ODS=Other Digital Stuff(Source)の略。元は「映画館で上映される映画以外のコンテンツ」の意。
狂おしい一途な恋心を、時に静かに時に華やかに踊り上げる「鷺娘」は 女方の魅力が詰まったドラマティックな作品
玉三郎は1978年の初演後、国内外で上演を重ねる毎にその圧倒的な美しさと完成度を高め、「鷺娘」は玉三郎の代表作の一つとなりました。しかし高度な技術に加え、数十キロにも及ぶ衣裳や鬘をつけ踊り続ける体力を要するため2009年の上演を最後とし、以降全編を踊ることはないと明言しています。
伝説の名舞台が再びスクリーンによみがえります。 本作は2006年シネマ歌舞伎公開当時のものから、新たに坂東玉三郎自身の監修のもと最新技術を駆使して 補正・調整を行ったサウンドリマスター版となります。
ニューヨーク・ロンドン・ベルリンなど世界各地でも大絶賛を浴びた坂東玉三郎の名舞台。本人監修の下こだわり抜かれた映像作品の臨場感をご堪能ください。
「鷺娘」作品紹介
しんしんと雪が降る水辺の柳の下に、蛇の目傘を差した白無垢姿の娘がひとり佇んでいます。
娘は実は道ならぬ恋に悩む白鷺の精。一途な恋心を綴っていきますが、 いつしか白鷺の姿に戻った娘は、遂げられぬ恋に苦しみもがき、降りしきる雪の中息絶えるのでした―
「日高川入相花王」作品紹介
人形浄瑠璃を歌舞伎舞踊化した「道成寺物」の作品で、人形振りでみせる趣向となっています。
恋する安珍を追って日高川の渡し場にたどり着く清姫ですが、船頭は川を渡してくれません。安珍への嫉妬と恨みの激情を燃やす清姫はついに―。人形遣いを尾上菊之助が、船頭を市川九團次が勤めます。
【日時】
2020年2月20日(木)13:30開演(12:30開場)/18:00開演(17:00)
2020年2月21日(金)13:30開演(12:30開場)/18:00開演(17:00)
【上映作品】
収録:「鷺娘」2005年5月/「日高川入相花王」2005年10月 歌舞伎座
上映時間:61分
配役:
「鷺娘」
鷺の精/坂東玉三郎
「日高川入相花王」配役
清姫/坂東玉三郎
人形遣い/尾上菊之助
船頭/市川九團次
【チケット発売】
web・電話・窓口:2020年1月10日(金)10:00~
【料金】
全席自由 1,100円